1.キャメロンハイランドについて
マレーシアは、首都クアラルンプールのあるマレー半島部とコタキナバルのある東マレーシア(ボルネオ島)に別れています。
キャメロンハイランドは、マレー半島部パハン州の中部山岳地帯にあり、クアラルンプールの北150km、海抜1,300m~1,500mの高地に位置しています。
出典:マレーシア政府観光局map(http://www.tourismmalaysia.or.jp/kihon/map_big.html)
キャメロンハイランドは、年間を通じて変わらない温暖な気候のため、明治中期頃、イギリスの地質調査官、ウイリアム・ キャメロンがリゾート地に最適と開発して以来、ロングステイの地として主に欧州、オーストラリア、日本などからの避暑、避寒客で賑わっています。
その気候は夏の軽井沢と似ていることろから、「マレーシアの軽井沢」とも称せられ、松本清張の小説「熱い絹」の舞台となりました。
現在では、「常春のリゾート地」、「ロングステイの地」として、北欧、日本、オーストラリアなどから毎年4万人ほどのロングステイヤーが訪れています。
キャメロンハイランドは、リングレット、タナラタ、ブリンチャン等、8か所の街の地域総称で、南北約40Km余りあります。
キャメロンハイランドの主な街としては、
があります。このうち中央部の街タナ・ラタには、公立病院、役所、郵便局、複数の銀行がありロングステイの中心地として最も便利な街となっています。
キャメロン会会員の多くは、このタナ・ラタの街のヘリテイジ・ホテルや周辺のアパートメントにロングステイをしています。
キャメロンハイランドの魅力
- ・とにかくゴルフ! 安心してプレーを楽しめる
- ・一年を通して安定して温暖な気候
- ・治安が良く、日本人に対して親切・リスペクトフル
- ・物価が安く、日本の約3分の1ぐらい
- ・公共料金も安く、日本への国際電話も安く済む
- ・クアラルンプール国際空港からタクシーに乗っても10,000円程度で済むため移動が楽である
などです。
そのほかのキャメロンハイランドの魅力については、キャメロン会のメールマガジン(K・T・A通信)でも逐次発信しています。こちらからキャメロン会K・T・A通信の一部をご覧いただくことができます。
2.キャメロン会とは
(沿革)
キャメロン会は、マレーシアのキャメロンハイランドでロングステイを楽しむ日本人の親睦団体として2000年5月に設立されました。
1993年、某大手商社OBの久保田 豊氏が心筋梗塞のリハビリにキャメロンハイランドを訪れました。当時日本人は皆無、たった一人のロングステイは寂しいとローカル新聞やロングステイの機関紙で仲間を募ったのが最初でした。
その久保田 豊氏を中心に関東在住者でキャメロンハイランドを訪れるロングステイヤー160名が参加して、キャメロン会が設立されました。
その後、キャメロン会は、メディアによる紹介や旅行会社によるパックツアーなどで広く知られるようになりました。
2019年4月現在、140世帯・253名の会員で構成されています。
2−1.キャメロン会基本方針
- ・『会員が安全に、楽しく暮らす』為に迅速な情報提供を行う。
- ・ 会員相互の親睦を深める。
- ・ 現地の方々と相互理解と親交を図る。
キャメロン会の運営費用は年会費で賄い、寄付要請、会の印刷物への広告掲載、営利行為は一切行わず「会」はすべてボランティアで行うことを原則としています。ロングステイにあたっては海外で生活するという認識や健康管理、各種行動は最終的にはすべて自己責任であることがキャメロン会員の基本です。
3.キャメロン会の活動
約200名程度の会員が1ヶ月から3ヶ月間のロングステイをする現地では、以下の活動を行っています。
3−1.各種情報交換
① 公的機関への定期的訪問
定期的に官公庁、病院、警察等を訪問し、安全に暮らすための情報交換を行っています。
② キャメロン会総会、会報発行
会員が安全に、そして安心してロングステイするための情報交換のツールとして、年度初めにインターネットを基本とした総会を開催し適宜懇親会を現地で行い、年1回の会報をホームページに掲載ています。
③ ヘリテージホテルのキャメロン会専用掲示板と電子メール配信
会員の定宿ヘリテージホテルには、「キャメロン会専用掲示板」を設置して会員の情報の共有化を図っています。メールアドレスを登録している会員には、緊急連絡を含め日々の生活情報(K・T・A通信)を配信しています。
④ ホームページ、メールマガジンでの情報発信
現地情報、会員へのお知らせ、ロングステイの活動状況などをホームページで公開しています。
タナラタ銀座商店街マップなども発信しています。
3−2.会員相互の親睦を深める
会員同士の交流の場として、以下のサークル・サロン活動を行い会員相互の親睦を図っています。
・ゴルフサークル(休部中) ・テニスサークル(休部中) ・トレッキングサークル(休部中)
・囲碁サロン ・絵画サロン ・女性麻雀
・歌声サロン ・写真サロン(休部中) ・Tシャツに絵を描く会 (冬季限定)
・カードゲームサロン 2019年夏より卓球サークルが新設されました
これらの活動はすべて会員のボランティアによって運営されています。
キャメロン会サークル・サロンの概要はこちらからご覧いただけます。
3−3.現地での交流活動
現地の方々と相互理解と親交を図るため、日本固有の手芸等やスケッチなど活動を一緒に行うなど文化の交流を目指しています。
- ・現地の方々のサークル活動への参加
- ・キャメロンの慈善活動等への参加
- ・キャメロン自然保護団体 『REACH』 が主宰する自然保護・啓蒙活動へ参加。
4.キャメロン会会員の特典
- ・マレーシアでの生活情報、キャメロンハイランドでのロングステイのためのタウン情報の提供(当ホームページとK・T・A通信のメール配信)
- ・ヘリテージ・ホテルでのキャメロン会会員向け宿泊料金での利用
- ・州立ゴルフクラブでのキャメロン会会員向けプレー料金での利用
- ・現地へのアクセス、現地での生活のノウ・ハウを編纂した「キャメロンハイランド訪問の手引」の無償配布
4-1.「キャメロンハイランド訪問の手引き」,「キャメロンハイランドで気楽に・楽しく・安全に過ごすために」
こちらから「キャメロンハイランド訪問の手引き」 「キャメロンハイランドで気楽に・楽しく・安全に過ごすために」をご覧ください。
5.ロングステイを計画するにあたって
(1)情報の入手
海外ロングステイは魅力的ではありますが、海外で暮らすことに心配事が全く無いという人はそうそういません。キャメロン会では「各自の行動は最終的には自己責任が基本」との方針を採っていますが、現地で過ごしている立場からの情報提供は大変役に立つと好評を博しています。
「キャメロン・ハイランド訪問の手引き」には、マレーシアとキャメロン・ハイランドのプロフィールや生活情報、渡航に必要な準備や手続き、マレーシアに到着してからのアクセスなど、ロングステイを円滑に始めるための情報とノウハウがびっしりとまとめられています。キャメロン会には具合が悪くなったときの症状を英語と日本語で伝えるための詳細なガイドも用意しています。
(2)アクシデントへの対応
ロングステイする方々には高齢の人が多いため、ご自身の健康状態に合わせた医療保険や海外旅行保険に加入しておくことは必須です。それでも何かが起こってしまったときの事を考えて、備えには万全を期してロングステイを計画する必要があります。
(3)気楽に楽しむことが基本
定年を迎えたタイミングで「さて、これから第二の人生をどう過ごそうか?」と考え、最近は「海外ロングステイ」という過ごし方を見つける方も多くいらっしゃいます。そうした方の多くは、その前からロングステイに興味を持たれるか、ご自身やご子息・ご令嬢が海外との関わりがあった、という場合が多いようです。
海外ロングステイは決して敷居の高いセカンドライフではありません。誰もがいつでも気楽に始められます。海外ロングステイは、あなたの人生を必ず豊かなものとするはずです。
海外ロングステイは仕事ではありませんので、先ずは(K)気楽に、(T)楽しく、(A)遊ぶ、ことを念頭に、ご自身のロングステイライフに合ったロングステイ地を見つけてみてください。その際は、ぜひキャメロンハイランドを検討くださるようお願いいたします。
(4)十分な調査・下見
観光で巡るのと実際に住むとでは、その国の印象は全く違うものです。ツアー団体旅行ではありませんので、すべて自己責任が基本です。そのためロングステイに当たっては、十分な調査、下見は必須と言えるでしょう。今はインターネットなどで簡単に現地情報を手に入れることが可能となりました。それでも体験者の生の情報ほど有用なものはありません。そのため当会では、インターネットを通じロングステイ情報の公開や会員相互の情報の共有化などに積極的に取り組んでいます。
6.キャメロン会入会のご案内
海外生活について、心配のあまり頭の中で考えすぎたり慎重になりすぎては何も楽しめません。初心者だからとか言葉が通じないとかは心配する必要はまったくありません。まずは短期で体験滞在されることをお勧めします。
キャメロンハイランドにご興味をもたれた方、これからお試し体験滞在してみようとお考えの方は、ぜひキャメロン会へ入会されることをお勧めいたします。
ガイドブックではわからない新鮮な情報をきっと手に入れることが出来るでしょう。
当会では入会の申込みを随時メールで受け付けています。詳しくは入会案内よりお申し込みいただくようお願いいたします。
また、現地事務局でも入会相談を受け付けていますので、現地を訪れた際に気軽にキャメロン会事務局までメールで連絡ください。
当会または現地について、ご不明な点、ご質問などございましたら、までお問い合わせください。